• Live Album

    Best of me 町田はいい街だ vol.3 2024 Live

    2024/10/17 (Thu) RELEASE

    1,375

    1. Sunset 2. ナキムシ 3. One 4. 大丈夫 5. flyaway 6. 自分次第さ 7. わすれもの 8. My life

    地元の熱気と紡がれた絆が昇華した、心を揺さぶる至高のライブ・ドキュメント


    音楽とは、一人の人間の内面から発せられる表現であると同時に、

    人と人、そして街という風土が交差する場所で最も強く輝く芸術である。

    徳留康治が放つ『Best of me 町田はいい街だ vol.3 2024 Live』は、まさにその真理を鮮やかに証明してみせた傑作だ。

    単なる一アーティストのライブ録音という枠組みを軽々と飛び越え、


    2005年のソロ活動開始から今日に至るまでに紡がれてきた確かな音楽人生と、

    かけがえのない仲間たちとの熱量溢れる「絆のドキュメント」として結実している。

    本作の骨格を支えているのは、ステージ上に集った圧巻のゲスト陣との化学反応だ。

    2005年の初期から徳留の音楽的アプローチやライブ哲学に多大な影響を与え続けてきた安藤匠。

    YouTubeでの出会いから憧れを抱き、共演という結実までを引き寄せた河野圭佑。

    そして2007年以来の同志であり、その挑み続ける姿が徳留に再びステージへ立つ情熱を再燃させたという「りつフラワー」。

    彼ら一人ひとりとのストーリーが音の端々にまで染み渡り、ライブ空間全体に濃密なドラマ性を与えている。


    さらに、サポートメンバー全員のアイディアを結集させて組み上げられたというセットリストは、

    緻密でありながらも人間の感情の機微に寄り添うような見事なグラデーションを描いていく。


    セットリストにおけるハイライトも実に鮮烈だ。中盤を越えて披露される「自分次第さ」は、

    この一夜の熱演を経て徳留康治というシンガーソングライターのシンボルへと完全に昇華を遂げた。


    集まった仲間への深い情愛と自らの信念を等身大の言葉で叩きつけるパフォーマンスは、間違いなく本作最高の白眉と言っていい。

    また、本イベントの出演者たちへ寄せるリスペクトから生まれた新曲「わすれもの」の存在も見逃せない。


    出会いの尊さ、共有した時間への愛おしさを歌い上げるこの楽曲は、アルバム全体を優しく貫く精神的ピボット(軸)となっている。


    そしてグランドフィナーレを飾る大曲「My life」。出演アーティスト全員がステージに立ち、声を一つにして響かせる胸を打つシンガロング——。

    音楽で深く結ばれた者同士だからこそ生まれる究極の一体感は、

    聴く者の心を揺さぶり、鮮烈で忘れがたい余韻を残して幕を閉じる。

    『Best of me』——そのタイトルが示す通り、本作は一人のミュージシャンがその瞬間に到達した“最高”の記録である。


    しかしそれ以上に、町田という街で芽吹き、

    20年にわたる歩みの中で育まれてきた音楽の絆と感謝の記憶を未来へと永遠に刻みつけた、

    記憶されるべき「名盤」である。

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